sunaowamuteki’s blog

フザケたり真面目に幸福を追求したりロマンを大切にしたりしながら生きてる日常。


ストレス社会。グローバルとローカルの狭間で。

 私は関西人。他の地域のことはよく知らない。

 

塩梅(あんばい)という言葉がある。

お風呂の湯加減が気持ち良かった時「ああ~ええ塩梅や」 ご飯のおかずの味が良かった時「ん。ええ塩梅にでけてる」 マッサージを受けてて「あ~ええ塩梅。ありがとありがと」と、ハートマークが語尾につく感じ。

この語源については、漢字が示しているとおり梅干しを作る際の塩加減を表すものだから、ほんのちょっと多くても少なくても成り立たない「ちょうど良い状態」としてあらゆる場面でオールマイティーに使える言葉である。

 

もうひとつ、「あんじょう」という言葉がある。

芸妓さんを愛人にする客に、置屋のおかみが心配して言う「あんじょうしたっておくんなはれや」 仕事を仲介して、雇い主に「すんまへんけど、あんじょう頼んます」そこで働く人には「あんじょう頑張りや」

なんか京マチ子の浴衣姿が思い浮かぶような例えやけど、語源は「味良く」→「味良う」→「あんじょう」で、良いように、とか、良い具合にといった意味で使う。

 

ところで、私は第二次ベビーブーム世代の人間。

三次は無いからもう少ししたら私らの世代が日本の人口のマジョリティー。何かとマイノリティーな人生に肩身の狭い思いをする事が多かった私が、やっと憧れのマジョリティーに。イエーイ!

 

今日のブログタイトルがなんかいっちょ前やけども、専門家じゃないから超・超一般庶民の私が見てきた世間と個人的経験だけに基づいた所感で言う

 

ティーンエイジャーのうちから外国語堪能というような暮らし向きの方々は除外して、たぶん一般庶民のほとんどが「グローバル化」など自分とは関係ないと思ってたと思うんやけど、

海外ドラマや海外の生活を扱うテレビ番組がすごく増えたことや、何といってもインターネットで世界中の知りたい事がいつでもどこでも情報が得られたり、

勤め先の会社がグローバル企業系列だと早い時期から社内のダイバーシティの意識醸成を推進されてたり、海外旅行者と訪日外国人旅行者の人数が年々増加してたりと、

ここ15年~20年に亘って、毎日何らかの形で外国人とその文化の存在を意識する環境にあって、「グローバル化」の意味をなんとなくみんなが理解し、さらに自分もそのように意識を変えんとイカンような、そうでないと世間に置いて行かれるような。

 

さりとて、実のところ外国人と接する機会なんかほぼ無いのが一般庶民。

それでも、自分もそれなりに「時代に即した人間」だとアピールする機会はというと・・・「マナー」であると思う。

 

辞書みたいに厳密なコレの意味は置いといて。

 

私から見た世間での「マナー」はグローバルルールで、「常識」はローカルルール。

器用な人は、これらを上手く使い分ける。そうでなければ、色々な場面で判断がどっちつかずで精神的に落ち着かない。生真面目な性格なら知らず知らずのうちにそれがストレスになり、面倒くさがりな性格ならそのうちどちらにも関心が薄れる。

 

大人の非常識が目に付く現代。なかなか「ええ塩梅」を見つけられず、「あんじょう」いかないのは、こういうことも影響してるんやないかと思ったわけ。

 

日本人だけに限らんとは思うけど、「空気を読む」が故に同じ方向へ向きがち。

ほんで、一般庶民はそれぞれの時代の世間の雰囲気から「自分もそうならなアカン」ような何かしらのプレッシャーを強いられて、その時代ごとのストレス社会ができるんやろうから、何も現代だけがそうというわけじゃない

ある人はまともにそのストレスをくらい、ある人は無関心という態度を選ぶことでストレスを避ける。

ストレスは避けたいけど、わりとええカッコしいの私には無関心っちゅうのも絶対ムリ。

私が言うのもなんやけど、グローバル人材の部類に入るような人が、もしも自分の育った地域の文化やローカルルールについて生き生きと語る事が出来ないとしたら、どうかな。

逆に、グローバル人材では全くないけど「自分ちではこうだ」と飾らずに、気取る事もなく楽し気に語れたなら。

私のブログ名の「素直は無敵」は、自分の心得というか戒めというか。

私が外国人の立場だったら、後者のような人を「信頼」するし、「安心」するし寧ろそういう人々と交流したいから、今後の私はそのスタンスを選んでやっていくと決めた。

 

若い人は自分たちで、いろいろ考えて新しい時代を作っていくねんから、彼らの選択を心配などしない。

それより第二次ベビーブーム世代の人間ばっかしいる街並みがどんな景色になるか、その時の世間にそれがどんな風に影響するのかの方が気になってる。

 

私と同世代の人達が、日々の生活にストレス無く、グローバル社会でもなんらかの貢献が出来て、そのうち何十年後かにテレビ特集番組で「昭和のベビーブーム世代・自己の内面の充実にこだわって生きた幸福なマジョリティー達」っちゅうような題がついてたら、嬉しいなぁ。 

昨日のブログの件。今日のこの内容がちょっとでも前向きなオチになってたらいいけど。

 ↓昨日のブログ

sunaowamuteki.hatenablog.com